20代前半期の生活習慣
新社会人、初めての一人暮らし、体重増加のはじまり
大学で栄養学を学び、卒業と同時に管理栄養士の資格を取得したにも関わらず、自分の健康管理が全く出来ていない社会人生活のスタートです。
職種は栄養とは全く関係のない業種に就職しました。
体重の変化
慣れない社会人生活で最初の1年位は学生時代よりもやや痩せ。
体重50kg前後で1年ほど過ごします。
少し慣れてきた2年目以降は少しづつ体重は増加し25歳出産前で70kg台まで増えました。
1)就業時間
24時間中実働8時間(拘束9時間)の間で働いていました。全国転勤あり。
残業時間も多く、変則時間労働も採用している企業で長時間労働になる日もありました。
24時間のうち…という表現の通り就業時間はバラバラ、休日もシフト制でバラバラ。
夜に出勤して明け方まで働く日もあれば、早朝に出勤して夕方前に退勤する日もありました。
2)休日
休日もシフト制でしたのでバラバラです。過ごし方はなれない社会人生活で疲弊して一日中疲れて寝ていることも。
この頃は美容院の予約や病院の予約などプライベートで決まった時間に行かなければいけないお約束がとても苦痛でした。疲れていたんですかね。
3)食生活
料理はこの頃から好きだったので食材を買い出しに行きはするものの、突然の食事の誘いが続くこともあり食材が冷蔵庫の中で駄目にしてしまうことが続きました。気づいたら賞味期限切れの食品ばかり、生鮮食品は悪臭を放つひどい状態でした。
しばらくして食材を買うことを諦めて外食やコンビニでその時、その日に調理しないで食べることの出来るものばかりを買うようになりました。
20代中盤期~妊娠出産 少しづつ太る身体
管理職への昇進と妊娠
仕事でもそこそこ活躍し、昇格試験も順調に合格。パートナーにも恵まれて25歳で妊娠。文章にすると絵に書いたような理想の20代を過ごしています。
しかし、その実態は…生活習慣は最低、食生活も睡眠時間もズタボロ、汚部屋を掃除する時間も体力も皆無でした。
体重の変化
昇格試験直前に、手持ちのスーツが太り過ぎで入らなくなっていることに気づき、急遽断食をして試験に挑みました。着れはしましたがもちろんパンパンです。
妊娠前から70kg前後の体重でした。出産直前は80kg程度。
妊婦健康診断で栄養指導を受けるように勧められましたが、変なプライドがあり断りました(笑)
1)就業時間
妊娠前から変わりなく24時間のうちで深夜業も規制せずに出産休暇まで働きました。
2)休日
妊婦健診や出産準備で休日の時間を使うことが多くなりました。
保育園の情報を集めたり、育児サービスの情報をあつめたり役場へ出かけることも多かったです。
自分のモノも生まれてくる子供のモノもどんどん増えていきますが整理整頓ができない、整理整頓が出来ていないから掃除ができない、ホコリや抜け毛が舞う汚部屋で過ごしていました。
3)食生活
人生の中で最低最悪の食生活を送ります。
そもそも、妊娠がわかってからずっと体調が悪かったです。倦怠感、眠気、吐き気…
そんな中でカップラーメンだけは食べることが出来ました。1食でカップラーメンを複数個食べることもありました。
毎日カップラーメンを食べて生きていました。今思うと信じられないですが、本当の話です。
20代後半期~産後
産後痩せて、復職後に太る
出産休暇、育児休暇を取得し、復職をしてから1年半働き退職した期間。
慢性的な「時間貧乏」に陥り、生活習慣、食習慣は更に悪化。慣れない保育園への送迎や育児に奔走した数年でした。
勤務時間が特殊な仕事をしていたため、育児と仕事の両立という点では完全にマイナスのスタートでした。子供の生活時間と母の生活時間が異なるところからのすり合せ。生活習慣の矯正は本当にキツイ!
体重の変化
出産後、完全母乳育児効果と睡眠不足で体重は55kgくらいまですぐに落ちました。
育児休暇が終わり、復職後~退職までの1年半で最大体重83kgを記録。
1)育児休暇と就業時間
育児休暇中、育児に専念することのできた期間は汚部屋は改善、完全に子供に合わせた生活を送ることができた期間です。
その後予定通り子供が1歳になり復職をしました。
復職後に会社から提示された条件は、正社員のまま勤務するなら出産前と同じように就業時間は24時間のうち実働8時間、36協定の範囲内での残業あり、全国転勤あり。それが不可能なら契約社員として働くこと。
自分が頑張ればなんとかなると思っていたので、私は正社員で働き続けることを選択しました。
保育園の送り迎えは主人(同じ会社で同じ条件で勤務しています)とのシフトの調整で対応する取り決めを会社側としました。
詳細は割愛しますが、まず睡眠時間が慢性的に不足、自分の時間は1日あたり30分以下、仕事と家事と育児しかしていない期間を復職後1年半年過ごします。文字にしただけで相当エグいです。
2)休日
圧倒的な睡眠不足でほとんどを寝て過ごしていました。
・自分の休日で保育園がある場合…保育園に子供を預けて自分は家で寝る
・自分が休日で保育園がない場合…前日、早番の場合は大丈夫なのですが、前日遅番で明け方帰ってきてから保育園がない場合は子供が寝るまで、睡眠時間が確保出来ませんでした…
3)食生活
子供にとりあえずなにか食べさせることが重要でした。
当時の写真を見返すインスタントラーメンを食べる子供の写真の多いこと…
保育園のお迎えの帰りに通り道にある回転寿司でよく夕飯を済ませていた記憶があります。
座ってすぐに食べることができるし、子供の好きなメニューもあるし、洗い物もしなくていいし、当時は本当にお世話になりました。
その後、しばらく辛かった日々を思い出すので回転寿司に行けなくなりました(笑)
遅番で自分一人の食事をしないと行けないときは、コンビニで今思うと多すぎる量の食品を買って食べていました。金額でいうと1回の買い物で3000円くらい。よく食べることが出来たなぁ。と思いますが当時は食べることが出来てしまったんですよ。恐ろしい。
20代後半~30代前半
ギリギリ20代、退職をして栄養の仕事への転職
復職をして1年位経った頃、子供に謎の蕁麻疹が繰り返し出るようになりました。
通える範囲の病院で診断していただきましたが、原因は不明。
どこへ行っても、対処療法の薬を処方され「規則正しい生活とストレスのない生活」を心がけるようにアドバイスされ途方に暮れました。
これが私が最初の仕事の退職を決めた理由です。
その後、知り合いの紹介で市営保育園の調理員として就職しました。
体重の変化
83kgまで増えた体重はしばらく横ばいです。
1)就業時間
保育園の調理員として再スタートを切りました。
実働8時間拘束9時間と前職と労働時間は変わりないものの、就労時間は8:00~17:00。土日祝日はお休み。
子供の生活時間と自分の生活時間を一致させることに成功しました!
2)休日
子供の休日=自分の休日となり、子供と一緒に近所の公園へ出掛けたりすることが多くなりました。
子供は動き回って活発な時期でしたが時間貧乏の改善により汚部屋は卒業。
3)食生活
生活時間が整ったことにより、食材の買い出しと自炊も無理なく出来るようになりました。
自炊はしているのですが、一度拡大した食欲はなかなか縮小しません。
食べる量が圧倒的に多い食生活を続けます。
30代前半~中盤
主人の転勤に伴う転職 その①
大好きだった保育園での調理の仕事を言葉の通り泣く泣く退職。
いまでも子供たちからもらったお別れのプレゼントは宝物です。
引越し先で子供の保育園も無事に決まり、県立大学の食堂へ就職。
体重の変化
就職を期に83kgから65kg前後に減量。
この期間、少し特殊な食生活を送ります。
1)就業時間
9:00~15:00までのパート勤務で働きます。
保育園も早朝保育と延長保育を使わずに済みますので子供の負担も軽く生活することが出来ました。
2)休日
土日祝日、大学の長期休暇は基本的に休みになりますのでゆとりのある生活を送ることが出来ました。
3)食生活
少し特殊な食生活を送ります。勤務日はまかないが出るのですが、まかないの量がとても多いのです。
まかないの時間は14:00ぐらいから食べ始めます。時間も遅いため夕飯を食べる時間になってもお腹は空きません。
勤務日は夕飯抜きの日が約4年ほど続きます。
相変わらず一回で食べる量が多いことは変わりありません。
30代中盤~
主人の転勤に伴う転職 その②
ここが現在です。直営の施設給食での就職が決まりました。
子供は小学生になり保育園の送迎もなくなったのでフルタイムでの勤務を再開しました。
体重の変化
65kg前後から現在58kgまで約7kgの減量に成功。
遂にBMIも標準体重になりました。
↓詳細は以下の記事で紹介しています↓
1)就業時間
基本的に8:30~17:30のフルタイムで勤務しています。
2)休日
子供と一緒に過ごしたり、ゆとりのある休日を過ごせています。
月に一度オンラインのrun&walkイベントに参加するのが楽しみです。
3)食生活
仕事で栄養管理下の献立作成をするようになり、自分の食事の異常性を改めて感じました。
食べる量と食事内容の改善を実施。野菜を買うことが多くなりました。
おそらく現在はとてもいい食生活を送っていると思います…!!
↓現在も続けている蒸し野菜のお弁当です↓
7ヶ月で5㌔痩せた栄養士の話 | 食べること (nutrition-n.com)
最後に
私は引っ越しのたびに、住まい環境・職業が変化することから強制的に自分の習慣を変えなければいけない環境下にあったため、生活習慣を少しだけ客観的に見ることができているのかなと思います。
環境の変化がない生活を送っていると、「良い習慣」と「良くない習慣」の区別が付きづらいです。
自分にとって当たり前の習慣を変えることは大変なことです。
ダイエットの成功の鍵は生活習慣を変えること。習慣化できないダイエットは成功率が低いです。
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