蒸し暑い季節に冷たい麺類をお食事の選択肢にいれることが多くなります。
今回は「そば」と「うどん」はどちらがダイエットに適しているか比較をしていきたいと思います。
栄養成分の比較
麺のみ、1人前の比較です。
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 塩分 |
238kcal | 6.5g | 1g | 54g | 0.8g |
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 塩分 |
260kcal | 9.6g | 2g | 52g | 0g |
エネルギー量はそばの方が若干高い数値となりましたが、タンパク質量が多く、塩分が含まれていないという点でそばの方がダイエット向きと言えそうです。
食物繊維
うどんは小麦粉を主な原材料として作られます。そばはそば粉を主な原材料として作られます。
そのため、うどんよりもそばの方が食物繊維が多く含まれています。
そばには八割そばや十割そばなどがありますが、できるだけそば粉の含有量の高いそばを選ぶことでよりダイエットに適した選択をすることができます。
GI値はどちらが低いの?
そばのGI値は一般的に50以下、対してうどんのGI値は60~70です。
GI(グリセミックインデックス)は、食品の炭水化物が血糖値をどれだけ上昇させるかを示す指標です。
低GI食品は血糖値の上昇がゆっくりで、エネルギーが持続しやすいとされています。一方、高GI食品は血糖値の急上昇をもたらし、一時的なエネルギー供給となる場合があります。
つまり、うどんよりもそばの方がGI値が低く、血糖値の上昇が緩やかになりやすい食品です。
GI値の低い食品を選択し、血糖コントロールを行うことで「太りにくい」食習慣を形成することが出来ます。
組み合わせによって食事全体のGI値は変化するので注意しよう
様々な食品と相性のいいうどん・そばですが、組み合わせによって食事のGI値は変化します。
いなり寿司や天丼とうどん・そばのセットは炭水化物量が多くなりがちです。
結果的にGI値が高くなってしまうので炭水化物×炭水化物の組み合わせには注意して食べましょう。
まとめ
- そばの方がタンパク質・食物繊維が多くダイエット向き
- GI値もそばの方が低くダイエット向き
- 相性のいいいなり寿司や天丼などの炭水化物中心の料理には注意
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